被災地での物資支援のボランティア活動

様々な被災地にて炊き出しや支援物資の寄付を継続的におこなわれている会員様より、ボランティア活動のご報告をいただきましたのでご紹介いたします。

【会員様からのコメント】

あちこちで心配な山火事が起きている愛媛県今治市へボランティア活動に行きました。
きっかけは、現地の方より『避難指示で利用している最寄り駅も燃えたんです』と写真が届いたことです。
風が強く、夜中も激しく燃えており、普段は数十分の道のりが3時間もかかったそうです。

ボランティア活動当日は、現地へ支援物資を届けるために朝から物資の調達へ行くと、事情を知ったスタッフさんが親身に買い物をサポートしてくださりました。
消化活動をおこなうのに大量の水を撒いているため、現地では水が止まっているとの情報もあったので、車に積めるだけの水を購入しました。
他にも、マスク・ほうき・塵取り・炊き出しグッズなどを購入し、現地へ出発しました。
購入した物の他にも、別の被災地で炊き出しをおこなった際にご協力くださった方が、九条ネギをたくさん用意してくださるなど多大なご協力をいただきました。

西条市通行止めの所で降りると、避難地域の友人が迎えに来てくれました。
友人の案内で、4か所~5か所ほど公民館や小学校を周り持参した物資を渡しました。
現地は喉がやられるほど火事の臭いが広がっています。1日経っても未だに喉に違和感が残っていました。

物資を渡し終えた後、最初に写真が送られてきていた駅に行ってみると、通行止めと聞いていましたが入ることができました。
見晴らしの良いその駅で、辺りの状況を確認していると、血相を変えて荷物を持って車に乗り込む方や家に水を撒いてと話す人の声が。夕方から風が強くなり、数か所で火が上がり始めたとのこと。ピリピリした緊張感と緊迫した空気に包まれており、今夜も心配は消えそうにありませんでした。

現地の方は、「ヘリコプターが6機から7機、そして10機に増えました。懸命なる消火活動に雨で鎮火を祈るばかりです」と話してくれました。岡山も宮崎も大変な状況です。
現地で実際に見て聞いて感じたことを胸に、引き続き活動を続けていきたいと思います。

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