ボランティア活動を続けられている会員様にお話を伺いました!
ボランティア活動にてたびたびご紹介している「さくら座」様が、200回目の活動をおこなわれたということで、座長を務める会員様にお話を伺いました。
さくら座をはじめたきっかけを教えてください。
介護経験を活かして、なにか社会貢献ができたら嬉しいねとの想いから2006年に発足しました。最初は2人で施設を訪問し、一緒に健康体操をしたり、歌・楽器演奏などを披露していましたが、回を重ねるごとに力を貸してくださる方が増えてとても感謝しています。
公演を重ねていく中で、変化はありましたか?
笑顔を見ることの工夫をしてきました。
例えば、上からでなく「目線を同じにする」「頬をよせる」「抱きしめる」といった、触れ合うということの大切さを最初の頃よりもずっと意識してやるようになったと思います。
人を笑顔にするための愛情というものを精一杯出すというところですね。
例えば、上からでなく「目線を同じにする」「頬をよせる」「抱きしめる」といった、触れ合うということの大切さを最初の頃よりもずっと意識してやるようになったと思います。
人を笑顔にするための愛情というものを精一杯出すというところですね。
反対に、ずっと変わらなかったことはありますか?
利用者様と一緒に楽しむ・職員の方と一緒に楽しむということです。
利用者の方はずっと黙っていらっしゃる方が多いです。なかには声を一度も聞いたことがないという方もいらっしゃるんですね。でも、一緒に楽しむことでマイクを向けると歌われたり…音楽の力ですよね。
過去に歌った歌を忘れないことが認知症のブレーキになり、昔を思い出すきっかけにも繋がります。
利用者の方はずっと黙っていらっしゃる方が多いです。なかには声を一度も聞いたことがないという方もいらっしゃるんですね。でも、一緒に楽しむことでマイクを向けると歌われたり…音楽の力ですよね。
過去に歌った歌を忘れないことが認知症のブレーキになり、昔を思い出すきっかけにも繋がります。
選曲など、工夫されている点を教えてください。
歌で記憶を思い出せるか、たどれるかというところを考えています。
美空ひばりさんやテレサ・テンさんの歌とか、愛とか恋をした時の気持ちが蘇ったり、大切な人の顔を思い出したり…介護の仕事をしていた時にそういう気持ちは凄く大切なことだと感じたんですね。それをいかに引き出せるかを考えています。
元気な方々がたくさんいる時の公演では、お祭りみたいな感じでまわりを巻き込んで楽しめる楽曲を、と思っています。
美空ひばりさんやテレサ・テンさんの歌とか、愛とか恋をした時の気持ちが蘇ったり、大切な人の顔を思い出したり…介護の仕事をしていた時にそういう気持ちは凄く大切なことだと感じたんですね。それをいかに引き出せるかを考えています。
元気な方々がたくさんいる時の公演では、お祭りみたいな感じでまわりを巻き込んで楽しめる楽曲を、と思っています。
印象に残っていることはありますか?
電気のないところに訪問したことがありました。
山の中だったのですが、電気がなくてマイクが使えない状況でした。
自然の川のせせらぎをBGMにして、みんなで歌ったりして乗り切りました!
あと、これはボランティア活動をされる方にアドバイスの意味も込めてお伝えするのですが、私たちの知らないところで参加者(観客)からお金を取っていた…ということがありました。・・・本当にショックでしたが、今はそのあたりも凄く気を付けるようになりました。
これは私にとっても、さくら座にとっても大きな出来事でした。
山の中だったのですが、電気がなくてマイクが使えない状況でした。
自然の川のせせらぎをBGMにして、みんなで歌ったりして乗り切りました!
あと、これはボランティア活動をされる方にアドバイスの意味も込めてお伝えするのですが、私たちの知らないところで参加者(観客)からお金を取っていた…ということがありました。・・・本当にショックでしたが、今はそのあたりも凄く気を付けるようになりました。
これは私にとっても、さくら座にとっても大きな出来事でした。
さくら座はあなたにとってどのような存在ですか?
人生そのものです。
介護の仕事を始めたのが44歳の時で、13年間つとめました。その間に色んな資格を取り、「目の前にいる人を笑顔にする本当のレクリエーション」を追い求める中で、誰かの力になれるよう、さくら座を立ちあげました。
社会貢献活動として、皆さんの力を借りてやってきました。力を貸してくださった皆さんに感謝ですね。
201回からは、新しく生まれ変わったさくら座を皆さんにお届けしたいです。
介護の仕事を始めたのが44歳の時で、13年間つとめました。その間に色んな資格を取り、「目の前にいる人を笑顔にする本当のレクリエーション」を追い求める中で、誰かの力になれるよう、さくら座を立ちあげました。
社会貢献活動として、皆さんの力を借りてやってきました。力を貸してくださった皆さんに感謝ですね。
201回からは、新しく生まれ変わったさくら座を皆さんにお届けしたいです。
これからのさくら座の目標や夢を教えてください。
地元に根付いた「地域のさくら座」を目指しています。いろんなところに役者さんも居ますし。私たちがその場所に行けば、さくら座になる、それが理想であり目標ですね。