防災意識を高めて「生きる力」を~日頃の備え~

災害は、いつどこで発生するか分かりません。普段どおりの生活ができなくなることも考えられます。
これからの台風などのシーズンに備えて、ご自宅で数日間生活できるだけの「備蓄品」や、避難する際に持ち出す「非常持出品」を日頃から準備しておくと、いざという時に安心です。
※非常持出品とは、安全に避難するために❝必要最低限❞持ち出すものです。
3日分を目安に、目につきやすく、すぐに取り出せる場所に置いておきましょう。

今回は、そんな「非常持出品」の一例や「プラスワン」として、さらに知っておくと備えになる情報をお知らせ。
※会報誌aul【あうる】vol.48(P5)でもご紹介しております。

まずは「非常持出品」の一例です。
以下を参考に、ご自身やご家族にとって本当に必要なものを考えて、MYチェックリストを作成してみてください!
▼会報誌aul【あうる】vol.48より

プラスワン!
さらに知っておくと備えになる情報

災害時も口腔ケアが大切な理由
歯磨きができない状況が続くと、虫歯や歯周病をはじめ、風邪やインフルエンザ、高齢者の場合は口内細菌からの誤えん性肺炎などのリスクが上がる可能性があることをご存知でしょうか。
避難所での感染症リスクを下げるためにも、災害時の歯磨きについてのポイントを知っておきましょう。

●歯ブラシや水を入手できない場合
タオルやハンカチ、ティッシュペーパーなどで歯の表面をこすり、歯垢を除去しましょう。
液体ハミガキうあ洗口液があれば、水の代わりに使用できます。うがい薬も口内を清潔に保つのに効果的です。

●うがいする水が不足している場合
食後に少量の水やお茶でブクブクうがいをし、できる限り食べかすを口の中から取り除きましょう。

唾液を分泌させるのも効果的!
唾液には抗菌作用があります。耳の下・頬・あごの下を手でもんだり温めたりすることで、唾液が出やすくなります。

給水型サニタリーショーツをご存知ですか?
災害時の生理用品の必要性はまだまだ社会に浸透しておらず、支援物資としてもなかなか集まりにくいのが現状です。
災害時に困らないためにも、ナプキン不要で繰り返し使用できる「給水型サニタリーショーツ」をご紹介します。
※水不足時など、場合によってはナプキンの方が便利な場合もございますので、状況に応じて使い分けるようにしましょう。

●給水型サニタリーショーツとは
吸水性があるため、一般的なサニタリーショーツとは違い、ナプキン無しで着用することができる生理用品です。

●実際に使用して感じた、おすすめポイント!
・ナプキン不要のため、ゴミが出ません。
・手洗い後に通常洗濯するだけで、お手入れも簡単!
・そろそろ始まりそうな時期に着用しておけば、急な生理にも対応できます。

●実際に使用して感じた、注意ポイント!
・メーカーによっては、金額が高いものもあります。
・洗替え・交換用として、複数枚用意しておく必要があります。
・漏れが心配な場合は、ナプキンと併用すると安心感アップ!

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