防災グッズ情報~充電器編~

会員様からいただいた防災アドバイスでも「必要だった!役立った!」とのお声が多かった充電器。そんな充電器の種類や選ぶ際のポイントなどをまとめてみました。
「何を選んだらいいのか分からない!」という方は、ぜひ参考にしてください。

充電器の種類はいろいろ!

今回は、スマートフォンの充電を想定して「モバイルバッテリー」を中心にご紹介します。

モバイルバッテリーとは、持ち運び式の予備電池です。
コンセントがない場所でも、スマホやタブレットなどの機器を充電することができます。
何回も充電して使うことができるので、出張や旅行の他にも台風や地震などの自然災害時、停電時にスマホなどを充電するために購入する人が増えています。
モバイルバッテリーは多くの種類があるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。


モバイルバッテリーを選ぶ時の主なポイントは、この3点!
①ケーブルの種類 ②充電回数 ③安全性

①ケーブルの種類

充電ケーブルも忘れずに準備しましょう。
ケーブルの端子(充電器やスマートフォンに挿す部分)には種類がありますので、対応している端子かどうかを必ずご確認ください。

端子の種類は、主に4種類!

「スマートフォンの充電」と「モバイルバッテリーの充電」をする必要があります。
お手持ちのスマートフォンの機種やモバイルバッテリーを充電する際に使用する端末(パソコン・コンセントなど)によって必要な端子は異なります。
また、コンセントであればアダプタも必要です。※ケーブル不要、または付属している充電器もあります。

②充電回数

1回の充電に必要なモバイルバッテリーの容量は、スマートフォンの機種によって異なります。
モバイルバッテリーの定格容量(mAh)(※1)÷スマートフォンのバッテリー容量(mAh)(※2)で充電回数の目安を確認することができますので、1度計算してみてから購入をご検討されることをお勧めします。

※1.定格容量とは、実際に使える電気の量のことです。モバイルバッテリーは、充電時に電圧の変換等により電力ロスが発生するため、バッテリー容量をそのまま使えるわけではありません。バッテリー容量の6~7割ほどが実際に充電に使える容量になります。
※2.スマートフォンのバッテリー容量は機種ごとに異なります。「〇〇(機種名)バッテリー容量」で調べてみましょう。

③安全性

その製品が「電気用品安全法で定められた安全性を満たしている」ことを示しているPSEマークが付いているかも重要なポイントです。
モバイルバッテリーは2019年以降、PSEマークの表示がない製品は販売が禁止されています。
お手持ちのモバイルバッテリーにPSEマークが付いていない場合は、製造から5年以上経過している可能性が高いです。
モバイルバッテリーの寿命は一般的に、毎日使った場合は1.5年、ほとんど使わなくても5年ほどと言われていますので、買い替えを検討されてはいかがでしょうか。

▼PSEマーク

 

買って放置はNG!こまめな点検を!

「いざという時に使えなかった…」ということがないように、購入後も定期的に点検をおこないましょう!
バッテリーなどの蓄電装置は、使用していなくても時間の経過とともに電気が少しずつ減っていきます。
3か月に1度を目安に、バッテリー残量を確認することをおすすめします。
過充電もバッテリーが劣化する原因のひとつです。充電が終わったらすぐにコンセントから抜きましょう。
また、今回ご紹介したモバイルバッテリー以外の種類の充電器も、問題なく使用できるか定期的に確認することが大切です!

 

上記でご紹介したものの他にも、世の中には様々な充電器があります。

  • モバイルバッテリーにソーラーパネルが搭載されているもの
  • ラジオなど、充電以外の機能が搭載されているもの
  • 停電時に家電を使用するための「ポータブル電源」や「発電機(屋内での使用は不可)」などの容量の大きい商品

「もしも」の時に備えて、ぜひご自身に合う充電器を検討してみてください!

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