子供たちへ季節に合ったお菓子を
会員様がおこなっておられるボランティア活動をご紹介いたします!
【活動されている会員様よりいただいたコメント】
「子ども食堂」の後方支援として、4年半前から毎月約200人の子供たちにお菓子を提供させていただいております。形式的な支援ではなく、本当に求められている支援は何かを最初にお会いした時に伺いました。
「いただける食材はありがたいですが、お菓子をいただくことは少なく、季節感がずれていたりします。例えば、クリスマスケーキをあげたくても12月26日にいただきます。いただけることは本当にありがたいのですが、子供たちに日本の四季を感じてもらえるような希望を持たせてあげたいと考えておりますが、そこまで手が回らないのです。」とのことでした。
また、経済困窮家庭ではお菓子は贅沢品のため、購入する優先順位が低く、その家庭の子供たちはお菓子を手にする機会が殆どないことも分かりました。
こうした経緯より、少しでもワクワクした体験が子供たちの心に残り、苦しい場面になったときの心の温もりになればと思い、複数のお菓子を手作業で袋詰めするなどし、季節に合ったお菓子を毎月届けております。
あるお母さんより、
「恥ずかしいお話、お菓子を万引きした事がある我が子でしたが、毎月いただけるお菓子によって万引きをしなくなりました。主食だけでなく、おやつも買える様に親として頑張ります。」
という言葉をいただいたことがあります。
現状を嘆いたり、何処かへ不平不満を発したりしていても変わらないため、「今できる事を」と思い少しずつですが取り組んでいます。
これからも支援を継続できるよう、さらに身を引き締めたいと思います。